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過剰に舐める原因はストレスかも?
Aloha
9月に入り秋の気配を感じますね と言いたいところですが、まだまだ暑い日が続いていますね。
人間もワンちゃんも夏バテしてないかな?
今日は、犬の “舐める” という行動について深掘りしていきたいと思います。
犬が体を舐めるのはグルーミングの範囲であれば当たり前の行為なのですが、それが度を超えいる場合、何か問題が隠れている可能性があります。
体のある部分を、毛がはげたり、皮膚を傷つけてしまうほど、執拗に舐めたり噛んだりしてしまうそんなワンちゃんは、心や体に何か問題が起こっているのかもしれません。
犬は不安やストレスを感じると、気持ちを落ち着かせるために体を舐めることがあります。
過剰に舐める行為の原因がストレスからきている場合、犬にとって何がストレスになっているのかを見極める必要があります。
住環境や環境の変化、来客、同居動物を含む家族との関係性、音や臭いなど様々なことが考えられます。
また、単調な生活パターンにストレスを感じている場合も。
「暇だなぁ。つまんないなぁ。」と思って、何となくペロペロしてみたら、何だか暇つぶしになって、舐めることが癖になってしまった
そんな子には、お散歩コースを変えてみる、いつもとは違った遊びをするなど、いつもの生活にちょっと刺激を与えてあげると良いです。
不安や緊張が原因の場合は、ディフューザーやマッサージなど、アロマを使ってケアしてあげるのも良いですね。
皮膚の炎症や細菌感染などで痒くて舐めている、関節や筋肉などに痛みがあって舐めている、このような体の不調が原因と思われる場合は、よく体をチェックして、早めに動物病院で診てもらいましょう。
皮膚が赤くなっていないか?腫れていないか?傷がないか?
舐めている場所を触ってみて痛がったりしないかどうか、よくチェックしてあげて下さいね。
舐めるのをやめさせようと、「舐めちゃだめだよ!!」「やめて!! やめて!!」など、飼い主さんが一生懸命声をかけていませんか?
これ、実は、犬の舐める行動を応援してしまっていることがあるんです。
ペロペロしてみたら…
大好きなママがかまってくれた!! ボクの名前を呼んでくれた!! ボクに注目してくれた!!
うれしいっ!!
よーし!! もっとペロペロしてもっとかまってもらおう!!
こんな風に犬が感じると、舐める行為はさらにエスカレートしていくので注意が必要です。
いずれにしても、過剰に舐める行為は皮膚を傷つけてしまうので、できればやめさせたいですね。
妥協策として、”思う存分舐めさせてあげる” という方法もあります。
壁にラップなどを貼り付けて、ペースト状のおやつなどを薄く塗って舐めさせたり、市販のリッキングマットを使って、舐めたい気持ちを満足させてあげると、過剰な行為がおさまることも。
この方法を試してみる場合は、犬が上手にできたら、「すごいね~」「楽しいね~」など、たくさん声をかけて褒めてあげて下さいね!!
Mahalo